Crosstalk座談会

TOPICS1
仕事で大切にしていること

K.O:大事にすべき要素は色々あるのですが、美味しさは常に上位にあって、製品開発の軸になっています。値段や納期といった条件の中で、できる限り美味しいものを作る。より良い味を追い求める姿勢は、どんな案件でも変わりません。

F.K:そうですね。美味しいものを出すのは大前提で、その上でお客様の要望を理解して動くようにしています。特にOEM(※製品開発から製造まで請け負う案件)の場合は、お客様ありきの開発になります。お客様が完璧な味を求めているのか、それとも早く出して欲しいのか、最終的な目的・目標を意識して試作をしています。

K.O:私たちにとっては営業もお客様のようなもので、相手が求めているものへの理解は欠かせません。製造とのやり取りでもそうですね。それぞれの人がこちらに期待することを理解して、寄り添っていかなくてはいけません。

A.I:それでいくと大前提である美味しさも、相手目線で決まることです。例えば、中華系の調味料。私たちにとっては甘すぎても、エンドユーザーさんにとっては“美味しい味”で、お客様もそちらを求めていたりする。であれば自分たちの感覚より、そちらの美味しさが正解なんです。会社の実践基本方針にも、お客様を優先する、という言葉があります。

A.G:確かにこの仕事を始めてから、他の人の好きな味にも興味を持つようになりました。友人や家族が「好き」や「美味しい」と言う食べ物を、自分も食べたいと思いますし、実際に買ってみることもあります。それ以外だと仕事では、ゆっくり丁寧に落ち着いて、を心がけています。たくさんやることがある先輩たちに対して、できることの少ない1年目だから、のんびりやらせてもらっているというのはありますが……。あとは、勝手に自分の判断でやらない。ちゃんと聞いてからやる、も意識しています。

A.I:いいんだよ、それで (笑) 急ぐとミスするからね。

K.O:A.Gさんはすぐ聞いてくれるから、上司としては安心です。

TOPICS2
仕事の楽しみ

A.G:新しい味にたくさん出会えるのが、楽しいです。私は九州出身なので、関西の食文化は新鮮です。調味料も初めて触れるものが多く、ワクワクします。

F.K:私はマイチャレンジ活動が楽しいです。これは自分たちで新商品を企画&試作して、会社に売り込んでいくプロジェクトなのですが、結構自由にできるんです。普段はお客様にとっての“美味しい”を作らなくてはいけませんが、マイチャレンジ活動では自分の“美味しい”を作れるのが魅力です。

A.I:自分はOEM案件が好きですね。コンペに勝ち抜いて商品化されて、それが来年も継続となると嬉しくなります。食品の世界は1シーズンで終売になる商品が大多数なので、継続というのはかなりの反響がないと難しいことなんです。

K.O:製品開発に携わってきた8年間を振り返ると、何が楽しいのかは時期によって変わっています。試作自体はいつでも楽しいのですが、楽しいと感じるポイントが変化したというか……。最初の頃は、自社ブランド品の開発はイチから考えるのが大変で、どうすればいいのか見えず苦労しました。でも入社4~5年目になると、「これを作ろう」「こう作ろう」というのが思い浮かぶようになり、自社ブランド品のアイデア出しが楽しくなりました。今は、お客様や営業に喜ばれるのが嬉しいですね。喜んでもらいたいというのが、仕事のモチベーションです。

F.K:私はまだK.Oさんの境地には至れていないですね(苦笑)。アイデア出しは苦手です。OEMも自社ブランド品も、最初は何を作ればいいのか想像できず、考える取っ掛かりがなくて大変でした。ゴールが見えていないと、どう動けばいいか分からないという感じです。でも最近はそれが見えるようになってきて、だいぶ考えやすくなりました。

A.I:自分はF.Kさんとは逆のタイプで、突拍子もない発想を試すのが好きです。ただ最近は知識と経験から、できないことが分かるようになって、アイデアが出ても無理だ……と悩むことが増えました。何が面白いか、何が大変かと感じるかは、人それぞれですね。

TOPICS3
職場でのチームワーク

K.O:開発部内でも、それ以外の部署とも、日々たくさん関わり合いながら仕事を進めています。

F.K:開発は基本的に1人1案件担当制ですが、先輩後輩で助け合うのが当たり前になっていて、チーム感があります。入社前は1人で案件を担当して大丈夫かな、と不安だったのですが、全然そんなことはなかったです。

K.O:他部署でよく関わるのは、営業と製造でしょうか。試作は営業との連携が不可欠なので、電話でも対面でも、よく相談をしています。製造は開発した商品を生産するにあたり、書類の打合せや工程の確認作業で関わります。

A.I:新商品の生産ラインを立ち上げる時は、自分たちも工場で立ち会ってちゃんと出来ているか確かめるんです。

A.G:展示会に行くのも、営業と一緒ですよね。

K.O:そうだね。新商品をスーパーのバイヤーさんなどに売り込む展示会では、自分たちも試食のお手伝いをしていました。コロナ以降は前に出て試食を配らなくなりましたが、呼び込みというか、声掛けなんかは今もする機会があります。

A.I:展示会は楽しいです。いい気分転換になりますし、他社商品を見て開発の参考にすることもできます。新しい原材料を知るきっかけにもなりました。

F.K:私、展示会で原材料を仕入れている会社の人と、名刺交換したことあります(笑)

A.G:お祭りっぽさもあるんですね。私は今度初めて展示会に行くので、楽しみです!

TOPICS4
メンバーのすごいところ

A.G:K.Oさんはリーダーとして忙しいはずなのに、そういうオーラがないんです。だから声をかけやすくて、私のささいな質問にいつも丁寧に答えてくれます。業務に役立つちょっとしたマニュアルや、計算シートを作っていただいたこともあります。

K.O:ちゃんとできているか自信はありませんが(苦笑)、忙しい時でも質問には答えるよう、心掛けてはいます。

A.I:A.Gさんの担当は醤油が中心ですが、ジェラートの製造も手伝っているんです。これは企業としてのSDG’s活動の一環で、見た目が悪く規格外になってしまった果物を無添加のジェラートにしてWEBで販売しています。ジェラートづくりは手作業で大変なのに、開発業務を並行しているのがすごい!

F.K:ジェラートは1回だけやったことがありますが、機械が繊細で手作業も多くて、なかなか大変でした……。続けているA.Gさんはすごいです。

A.G:私は自分でやるのが好きなので、手作業が多いのがいいんです。それに出来上がるジェラートが美味しいので、楽しいです!

K.O:私はA.Iさんのフットワークの軽さがすごいと思っています。営業とのやり取りもですけど、他の人を巻き込んで話を広げたり、相談したりしているので、A.Iさんの人脈ってすごいんです。主任である私より顔が広くて、見習わないとですね。

A.I:自分の視野を広げるためにも、色々な人と関わりたいなと思っています。例えば工場に出向いて製造の方と話すと、原材料や資材について、開発部だけでは知りえないことも教えてもらえます。開発の幅広い仕事をやっていくには、知識も人脈も不可欠なんです。